「アルゴ」
監督:ベン・アフレック
主演:ベン・アフレック

1979年、イランのアメリカ大使館で過激派による襲撃事件が起き大使館員が人質に。彼らを救出するためにCIAの人質奪還のプロが考えたのが、ウソの映画を企画するというもので…。

「アルゴ」はこの実話を基に描いたサスペンス映画で、実在の人物も登場します。サスペンスらしい緊迫したシーンもいっぱいありました。
その中で、緊張感を緩和してくれる存在の2人が、映画監督役のアラン・アーキンとプロデューサー役のジョン・グッドマンです。

実在の人物に寄せた芝居をする人もいる中、この人達は役に合わせてないんじゃないかと思うくらい、まんまアラン・アーキンとジョン・グッドマンでした。

そこが私は好きなんですけど、とにかくこの2人が出てくるシーンは全部、安心するというか楽しいです。

緊張と緩和。両方あるといいんですけど、実話となるとそういうわけにもいかないし。その辺のバランスが難しかっただろうなと思います。この映画は特に。

2人は、難しい事はあえて考えずに、好きに演じてる感じが良かったですね。いつもイイトコどりのベン・アフレックを食っちゃうぐらいの存在感でしたから。