「ニンフォマニアック(vol.1/vol.2)」

監督:ラース・フォン・トリアー
出演:シャルロット・ゲンズブール
   ステラン・スカルスガルド
   シャイア・ラブーフ

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアー監督が、「性」をテーマに女性のセクシャリティを描いた問題作です。

問題作ってチラシに書いてあった。
まぁでも、ある意味問題作。っていうかこの監督が問題児っぽい。
これまでは、重たいテーマの暗い作品が多かったんだけど、これはどちらかというとコメディ。
登場人物はいたってマジメ。なのにやってることが滑稽で笑えます。

ニンフォマニアックとは色情狂のことらしいです。
子供の頃から性に強い関心を抱き、セックスしまくった女性の数奇な人生が描かれています。

vol.1とvol.2のふたつに分かれているこの映画。
もちろん続きものなのですが、どことなくカラーが違う。
私は1の方が好きです。
特にファーストシーン。
無音から始まり、道ばたで倒れているシャルロット・ゲンズブール。その後爆音で流れる曲もかっこいい。
2の方は、好き勝手生きてきた主人公が堕ちていく様が描かれていて、自業自得なんだけど、なんか切ないというかイタいというか。観ていてつらかった。
ラストは、ちょっと呆れて笑っちゃいましたけど。

人って愚かで、どこか滑稽。
これは、かなり他人事のため、感情移入できないままケラケラ笑って観れました。
特に、ユア・サーマンの演じたH夫人は、もう一度観たくなるくらい良かったです。