小野 纏兵衛
(日:おの まとへい、1662〜1725)

江戸時代の落語家。擬音語による落語を得意とし、「音兵衛(おとへい、おとっぺい)」と呼ばれ親しまれた。「オノマトペ」は彼の名前が由来。

纏兵衛は幼名を子稲(しいな)と言い、江戸城下町の長屋で生まれた。
子どもの頃からリアクションが大きく、特に「ズコー!」「どっひゃー!」「デンデケデンデン」のような擬音語(擬声語)が好きだった子稲は
親に連れられて見た落語に魅了され、齢12にして落語の道へ。
2代目小野耀光(おの ようこう)に師事した子稲は元服後小野纏兵衛(おの まとへい)を名乗り、落語家となった。
纏兵衛の落語は当時としては珍しい擬音語を多用したものであったことから一躍有名となり、庶民から「音兵衛」と呼ばれ引退するまで長く親しまれたことがわかっている。
「気にしすぎて大人になった」や「犬すぎる猫」などの数々の名落語を生み出した音兵衛(小野纏兵衛)の晩年は、
雨音弟(ういんでぃ)、銘足躯(めいたるく)などの弟子に看取られながら、最期は自ら「ポックリ」と言って死んだとされている。享年63。

後世、ペリーが日本人の話す擬音語について尋ねた際、通訳が小野纏兵衛の例を出して説明した所から、擬音語の事を「オノマトペ」と呼ぶようになったことは非常に有名である。
なお纏兵衛の持ちネタであった「1、2、3、ジャジャーン!」という掛け声は、後世林家こん平により「1、2、3、チャラーン」となり現代に伝わっていることを参考までに記しておきたい。


民明書房刊『新版・世界偉人変人辞典 ア〜ク』より







今回は世界偉人変人辞典を読んでいて Eテレのオトッペの由来と思われる人物がいたのでご紹介。

オノマトペ、音に関するからかいつもオトと間違えちゃうんですよね…
小野纏兵衛が由来とわかれば、間違えることはありませんね!!



閑話休題。



更新が滞っておりすみません;
本当は先週くらいには更新したかったんですが、
ツイッター(民明書房蒐集)にハマってしまい時間が取れておらず;

さらに風邪を引きまして、ふらふらしていたこともあり、最期のあとがき書けば終わり!というところで数日放置していました;
(鼻水メインであったのでコロナの検査はしていません。なのでコロナかどうかは不明ですが、家族全員風邪をひいたので怪しくは思っています。現在は復帰したけど体力がない…)

このネタは、飛騨郷楽市(ピタゴラスイッチ)の時には思いついてましたがそれから全然進まず、ようやく現在完成となりました。
公開したの一月だよ!10ヶ月塩漬けとかは普通です…

ということで、今後もネタはあるんですが、多分この様子だと週1ペースくらいになっちゃうと思うんで、まぁゆったり期待せずに待っていてください!

それでは、またよろしくお願いします!