ケーゲン・ゼーリッツ
(独:Kagen Zeritz, 1910〜不明)

ヴァイマール憲法で有名なヴァイマル共和政ドイツに生まれる。なおゼーリッツ家はシャンパ・ゼーリッツを当主とし、ハティーパ・ゼーリッツ等の著名人を輩出した地方豪族である。
かのカール・レーフラーから神学を含め多くのことを学んだケーゲンは、20代になると親友のゾーゼイ・ジュッパ(独: Zosey Zuppa, 1910〜1989)と共に
国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP,ナチス)の若手党員として頭角を表し、後にゲシュタポ(秘密特警)の一員として
ナチズムに反するドイツ社会民主党(SPD)の党員を多く捕まえ、解散に追い込んだ事が知られている。
ケーゲンは「屋内から出てこないならば10人犠牲になるが、外に出てくるならば罪を問うのは8人にしよう」、
「財産は一度没収するが、カード(誓約書)を書けば後で幾ばくかは戻そう」と言葉巧みに誘い出し、多くの人々を捕まえたことは有名だが、
この「甘言(かんげん)」による取締りはドイツ民衆の混乱に拍車をかけ、ナチス台頭および第二次世界大戦開戦の遠因になったとされている。

なお余談になるが、現代日本における消費税10%への増税とそれに伴う複雑な軽減税率システムは各地で混乱を生じさせているのはご存知の通りであろう。
政治家の皆様には「ケーゲン・ゼーリッツの甘言」のような小手先の対応をせず、もっと現場を見た対策を打ってほしいものである。


民明書房刊『新版・世界偉人変人辞典  ク〜ソ』より











ある人のブログ↓で、ケーゲン・ゼーリッツという人物を紹介してたので、
民明書房の有名書籍『世界偉人変人辞典』(いつの間にか新版になったようです)から該当の人物探し出して来ました。

消費税増税からはや1カ月。自然災害に隠れて増税の影響は見えてきてませんが、経済は明らかに停滞気味になってきている気がします。
缶コーヒー80円の時代が懐かしいぜ!
混乱も少しずつ収まってきていますが、多分第二の混乱はここからでしょうね…(ポイントついてないとか、還元されてないとか)

しかし、軽減税率導入の時からずっと言われてますが、あれすごい複雑ですよね…
コンビニのイートイン使うなら10%で持ち帰りなら8%とか。
持ち帰りするつもりで買ってイートインで開けて食べたら脱税なの?
あとポイント還元も複雑ですよね。個々の店でポイント対象違うし、ポイントつかないときもあるし、そもそも2%分のポイントってなんやねん!




こう見ると、約7年ぐらいで段階的に増税してますよね…
そう考えると、軽減税率なくなるのは2014+7で、2020年後半から2021年前半…?そんなに長くやってくれるかどうか…
いずれにせよ、軽減税率なくなる時はまた一悶着ありますよね。

(10/30追記)
軽減税率は2020年6月までなんですね。オリンピック前とは、また揉めそうな時期に…


そして、10%以上はしばらくないとされてますが、果たしてどこまで財源的に耐えられるのか…10年後には15%くらいまでしれっといってるんじゃないかと不安です。

増税は仕方ないのですが、物価の上がり具合に対して給料がほとんど上がらないのが問題ですよね…この悪循環、何とかならないんでしょうか…えーん