Q.
トリック、オア、トリート!もうすぐハロウィンですね!
そう言えば、ハロウィンって何のお祭りなの?語源とか、由来を教えてください!教えてくれなきゃイタズラするぞ!
(23歳、女性、R.N サンディ・クローズさん)


A.
サンディ・クローズさんこんにちは!ジスイズハロウィン!ジスイズハロウィン!
お菓子をくれなきゃイタズラするぞ…ですか。私は断然!イタズラされたい派ですね。おっと、イタズラはかわいいのでお願いしますよ!
……はい、それでですね、ハロウィンとは11月1日の万聖節の前日、10月31日に行われるケルトの祭りから来ていると言うのが一般的ですが、
さらに歴史を遡ると、古代中国での魔除けの儀式が元になっていたことが最近の研究からわかっています。
これは「破牢隠(はろういん)」と言って、旧暦9月30日に悪魔や魔物を捕まえていた檻(牢)が開いて、人の世にやって来ると言う言い伝えから来ているんですね。
地獄の釜の蓋が開く、とか聞いたことありませんか?あれです。で、カボチャやカブで怖い顔の灯籠を作り、魔除けにするんですね。
またこの日は人間のカッコして出歩くと魔物や鬼に見つかって食べられちゃうから、仮装して練り歩くんです。
それで、民間信仰だったこの言い伝えを、五胡十六国の1つ、寂王(じゃくおう)の蘭胆(らんたん)が国内に広めて、さらにシルクロードにより北欧に伝わり、ケルトの似た祭りと合わさって今のハロウィンになったんですね。
ちなみに、「波浪注意報(はろうちゅういほう)」の波浪も、元々は破牢注意報、つまり悪魔の牢が破られた、波に乗ってやってくるぞ、気を付けろ、と言う意味だったんですよ。
さぁ、お菓子はありませんよ!存分にイタズラしなさい!さぁ!!さぁ!!さぁ(フェードアウトし替わりに流れるテーマ曲)
(羽園 頼也 教授)

参考文献:民明書房刊『Disnayムービーブック スイートドリーム・アフター・クリスマス』より










あと少しでハロウィンですね…今年は台風と大雨でそれどころじゃないハロウィン時期ですが…
災害に遭われている方々にはお見舞い申し上げます…募金くらいしか手伝えませんが、早く日常に戻れる事を祈っております。

しかし、昔はハロウィンなんてハの字もなかったのに、今ではクリスマスくらいに知名度あがってる気がします。渋谷の仮装のニュースとかも影響してるのかな?
10月!カボチャ!と言うと「ジャックオーランタン」!(あのカボチャ灯籠)ってのも割と有名になりましたね…まさか、カボチャ農家の陰謀が…!?(違)
そのうちイースター祭も一般化されるんじゃないかとヒヤヒヤしてます。……まさか、養鶏場の陰謀(違)


そうそう、ハロウィンと言えば、やっぱり映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」ですよね!クリスマスの映画ではありますが、やはりハロウィンと言えばあれは外せないでしょう!


しかしハロウィンって破牢隠と言う古代中国の魔除けの儀式のことだったとは…
いやぁ、語源って本当に面白いですね〜(白々しい)