恵救世医道(えぐぜいどう)』

古代日本は鎌倉時代初期、北条政子などで有名な鎌倉北条氏に有名な医師が仕えていた。
僧統(そうとう)と呼ばれたその医師は、易斎高成(えきさいたかなる)、易斎心駕(えきさいこころが)という兄妹であり
彼らは古代中国の伝説の医師、華佗(かだ)の処方を参考に万能薬「賀赦糖(がしゃっとう)」を作りあげたことが知られている。
賀赦糖は龍魚(現代でいうアロワナ)の肺(はい)を乾燥させ粉にし黒糖と混ぜた薬であるが、栄養失調だった当時の民衆には非常に効果的で
賀赦糖を団子状にした「団黒糖(だんくろとう)」、蕎麦に練りこんだ「比軽蕎麦(ひかるそば)」など、様々な商品へと展開されていった。
易斎兄妹はこの賀赦糖を使い「世を救い恵む医療の道」、すなわち「恵救世医道(えぐぜいどう)」を掲げ、
彼らが死ぬまで「究極の救急」として多くの民衆を救ったことが多くの歴史書に記されている。
なおこの賀赦糖、実は薬効は全くなくプラシーボ効果(偽薬が思い込みにより効果を発揮してしまうこと)であったため
易斎兄妹死後、賀赦糖がただの魚の肺だと知った人々は「下手な真実なら知らないくらいがいいのに」と嘆き悲しんだという。

現代、仮面ライダーエグゼイドという特撮番組でEXCITEというノリノリの主題歌があるが、その歌詞の内容や
ガシャットという変身アイテム、エグゼイドという名前からわかるように、これは恵救世医道が元ネタであることは間違いない。
なお、主題歌のイントロが流れると多くの人が「ほうじょうえむゥ!」と答える不思議な現象が起きるが、
これは賀赦糖で荒稼ぎした北条氏が笑う、すなわち「北条笑む」が語源であることは意外と知られていない。


民明書房刊『病気と医療の歴史大全(日本編)〜腐海病からゲーム病まで〜』より






ピロロロロロ…

アイガッタビリィー


宝生永夢ゥ! 




……れいにーはうれしくなると、ついヤっちゃうんだ☆えーニヤリニヤリニヤリ

いやでもあのネタを見たら(聞いたら)一発で覚えちゃいますよね。ブゥン!



ということで、まさかの?仮面ライダーエグゼイドの民明書房です。

はるか昔にちらっとだけ予告してますが、ようやく文献を見つけ出した形になります。しかも中身が8割アロワナの。いい曲ですよねあれ。




いやでも、今見てもかなり時代を先取りしたデザインだと思います…最初見たとき新手のSDガンダムかと。
フォーゼの顔ロケット、ジオウの「ライダー」複眼もかなり攻めてましたが、これのインパクトには勝てない!
しかも今年の春には光るそばマンになってたりするし。ハイパームテキさえいなければーー!


本当はタイムジャッカーの民明書房あたりを完成させるはずでしたが、ウールきゅん退場によりちょっと様子がわからなくなってきたので判断着くまでネタを保留に。
ジオウも佳境!お盆中は中国帰省(?)なので見れませんが、九月まで頑張って追っかけます!