先日友人の家で話していたとき

その人の甥(20代後半)の話になった

いかにも発達障害か愛着障害を

持っていそうな半生

勤めている会社を辞め家賃滞納

水道ガスすべて止められてしまったが

「死にたい」と思っていたため 

一人暮らしの部屋で何もせず

じっとしていた

しかし最後に死ぬギリギリの極限になって

自分から親元に戻ってきたと言う


その親もその息子の年金の滞納の知らせが来たときにでも

コンタクトを取ればよかったものを

見ないふり知らないふりでいたという

ギリギリのところで息子が活きることに舵を取ったからなんとかなった出来事


それはそうと

私の友人は「死にたいなんて思うんだねーそんなこと思うことに驚いた」

と言っていたので

あーそういう経験が自分にも家族にもない人にはわからないよねと思った


うちの子たちはふたりとも

結構長い間希死念慮があって

親もそれに当然むきあわなければならず

苦しい時期が続いた


幸いなことにそれは過去の出来事となっているが…


死にたいと思うその時は本当に苦しくて

どうにもならないが

なんとかなって生きられるようになる時も来る


逆に誰でもなにかのきっかけ 

あるいは長年にわたる蓄積で

希死念慮に取り憑かれることもある


その原因は人それぞれで

「こうすればいい」と

安易に言える問題ではないので

特に結論もなく終わらざる得ないけども