震災を考える@朗読会
3月20日木曜日
某少年施設での朗読会で
震災関連の事をというリクエストを頂きました。
震災の事を取り上げるには
余りに多くの事があり過ぎて、
どうしようかと悩みました。
震災から3年がたっても
「何も変わっていない」という多くの声が聞こえる中で、本当に変わっていない
福島を取り上げることにしました。
あまり難しい事は出来ないけれど
福島市在住の詩人
和合亮一さんの活動と詩を紹介して
「いまの福島」を知るきっかけになればと思いました。
そもそも、私が和合さんを知ったのは、
父の故郷でもある福島から
毎年届く桃に、
放射線量測定の結果と共に
和合さんの詩がそえられていたのがきっかけです。
和合さんの、故郷を想う詩や
怒りや悲しさをうたう詩
人を思いやる詩など
少年たちの心の何かに触れられた気がします。
また、
風評被害のことや
福島の地図を配り20km圏内の状況も
記事などを交えて紹介しました。
70名近くの少年達の中で
福島に行ったことがある人
友達がいる人
家族が住んでいる人など
半数近くいるのが分かりました。
東雲に避難している方のお話もし
とても他人事ではないです。
答えはすぐに出せないですが、
朗読会で感じた事を聞いたら
色んな意見が出て
皆で考える時間になったと思います。
また是非
このような機会が持てたらいいなと
思いました。