ひなまつりの思い出
むか~しむかし
菓子店だった祖母の家から
当時まだ珍しかった「おひなさまケーキ」をもらったときのこと
意気揚々と自宅に戻り
テンションMAXでいた私に母がひと言
「これ半分Eちゃんに持ってってあげようね」
Eちゃんは近所に住む
とても仲のいいお友達だったけど
「分ける?!」「なんで~~~?!」
ひとりっ子の私にとって
もらったものは全部私のもの
それを何故分けてあげなければいけないのか
理解できませんでした
それは夢いっぱいの可愛らしいおいしいケーキだったはず
形も味も
食べたことすら記憶にありません
憶えているのはショックだったことだけ・・・
あれから時は流れ
ひとりっ子人生は継続中ですが
それがきっかけになったのかどうか
今は分けることに全く抵抗はなくなり
それどころか何等分にでも
上手に切り分けることができるようになりました
先日母にそのことを話したら
「そんなことあったっけ?」
と笑っていました
子供だった私には大事件だったんだけどな・・・

