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私たちは工学部の学生なのでもちろんこの附属農場に来たのは初めてでした。
なので、この附属農場のことから丁寧に教えていただきました。
そして、宇大浪漫のことについても白相酒造さんでは聞けなかった部分まで詳しく聞くことができました。
以下にインタビューした内容の一部を載せます。
1. 宇大浪漫はどういった経緯で作られたのですか。
(実験的だったのか、売り上げを狙ったのか、何かの記念だったのか)
答.宇都宮大学は「豊かな発想を地域に、新たな知を世界に」をキャッチフレーズに、教育研究とともに地域貢献及び産学官連携を進めています。こうした大学の理念に基づくグッズ開発を進めようという企画に、農学部附属農場が取り組んだ結果であります。
2. もし宇大浪漫を飲んだことがあるなら、おすすめの色(種類)はありますか。
答.3種類とも原料や酵母が異なるので、全てお試しいただきたい。売れ行きは、芋焼酎がいいようです。ただし、お酒は20歳になってから。
3. 宇大農場の作物はここが違うという点があれば教えてください。
答.農場は「生物生産と自然・環境との調和を目指した農学を実践する」という理念のもと、耕種部門と畜産部門とがバランスよく有機的に結合した資源循環型土地利用を標榜しており、環境にやさしい減化学肥料・無農薬農法で「安心・安全」な農産物生産を目指しています。
4. 宇大浪漫をもっとこうしたほうがいいという意見はありますか。
答.生産量に限りがあるため、販売箇所を限定しているが、美味しい焼酎なので、いろんな人にお試しいただきたい。
5. 宇大浪漫は現在三色ですが、他の色の発案はなかったのでしょうか。
答.宇大浪漫は、農学部長、農場長などで構成された選考委員会を中心に、まず名称を学内に公募し、その後、教育学部美術専攻の学生たちに依頼した作品の中から「名称から明治や大正時代をイメージし、輝くガス灯の下で待ち合わせ相手を待つ女性のシルエットで浪漫の概念を表現」したとする作品をラベルデザインとして採択しました。その後、ラベルデザインに合う瓶を選定しました。
6. 宇大浪漫に使われている麦、芋の特徴はありますか。
答.ベニアズマ:食用品種。肉質は粉質で繊維少なく、食味はきわめてよいです。白相酒造では、加工専用品種を使用している九州地方等との差別化を図る意味もありますが、生産農家の、食用の販売ルートの余地を残してあげたいとの配慮から、ベニアズマにこだわっています。
ミカモゴールデン:二条大麦(ビール大麦)。農薬未使用で栽培しています。平成23年産よりスカイゴールデンに切り替え栽培しています。ミカモゴールデンは大麦の主要病害である縞萎縮病抵抗性品種。平成23年産から栽培品種を切り替えた「スカイゴールデン」は、縞萎縮病に対して現在発見されている全てのレース(病原菌の種類)に対して抵抗性を持つ世界初の品種であります。栃木県農業試験場で育成(ミカモゴールデンも栃木県で育成)。醸造適性にも、きわめて優れた品種です。
最後に柏嵜先生と須永さん、他学部の学生にもかかわらず丁寧に対応していただきありがとうございました。
場所は栃木県真岡市の北端にあり、宇都宮大学工学部からは車で30分程度の距離でした。
この附属農場は、大学が保有する施設としては広大で、101ヘクタールもある土地で、水田、畑、果樹園
そして、家畜の飼育やそのための放牧草地などを農家経営に近い規模で実践的におこなっている施設です。
ここは農学部の教育、研究の実践の場所としてとても素晴らしい環境であると実感しました。
ここに、私達が来た目的は、もちろん宇大浪漫の取材のためです。
この広大な農場で宇大浪漫の原料となる麦と芋も作られています。
そのため、今回は原料を生産している農場の方に話を伺いに、附属農場にいってきました。
