どうやら、ずいぶん、ぷんぷんの様ですね。
 捨てられた事がとっても悔しかったみたいですね。
 でも、【じっちゃん】にも事情があったのです。
 【じっちゃん】の家に行くと、【じっちゃん】は亡くなっていました。
 余命幾ばくもない、【じっちゃん】は、天涯孤独の人でした。
 そして、家族として【にゃーこ】と暮らしていたのです。
 そして、大きな病気をわずらい、命がもう残されていないとわかった【じっちゃん】は、最後の希望を込めて、
「いい人に拾われなさい。
 良いご縁がありますように。
 じゃあ、元気でな」
 と言う言葉を残して、残されたわずかな食料を【にゃーこ】に渡し、その帰り道に帰らぬ人になったそうです。