【シュウト】は、
「な、何故、僕の名前を知って居るんですか?
 あなた方は何者ですか?
 僕を誘拐しにきたんですか?
 殺そうとしているんですか?
 ゆ、許してください……」
 と言って怯えていた。
 【マイクロッド】は、
「なるほど……
 こういう事か……
 彼が心配していたのは……」
 と言った。
 ようやく、【俺】の【シュウト】が言っていた意味を理解した。
 この分では、戦力として役に立つかどうかも怪しい。
 それどころか、【マイクロッド】達と行動を共にしてくれるかどうかもわからない。
 だが、【シュウト】も敵の怒りを買ってしまっているのは間違いないのだ。
 そんな彼を放っておいたら、彼の命が危ない。
 だから、一緒に行動させる必要がある。
 なので、まずは【僕】の【シュウト】と交渉して、行動を共にする事を了承させなくてはならない。
 【エルセレナ】は、
「あの……
 聞いてください。
 私達は敵ではありません。
 今までは【俺】と名乗るあなたに私達は助けられて来ました。
 出来ればこれからもお願いしたいと思っています」
 と言った。
 【シュウト】は、
「ひぃぃぃぃ。
 殺さないで……
 殺さないで……
 殺さないで……」
 と悲鳴を上げた。

続きます。