だが、そうこうしている間に、【ブラックロゾンビ】は、また、4体の巨大怪物ゾンビを呼び出したのだった。
 更に、【デスダスト】はとっておきの【ゾンビ】と【スケルトン】を用意した。
 元々、【ネクロダークネ】と【ブラックロゾンビ】は彼の兵では無い。
 【デスダスト】は、元々、【力】のある【ゾンビ】と【スケルトン】を用意していた。
 【ゾンビ】の方は、実験で生み出され失敗した【なれの果て】の怪物が3体だ。
 この【なれの果て】の怪物達はパワーを上げすぎて自分の力に身体が耐えきれず、死亡したと言う経緯がある。
 怪物の心臓がついて行けなかったのだ。
 だが、死亡して、【心臓】の動きが関係なくなった状態でゾンビとして復活させたので、際限なく、力を発揮出来るのだ。
 【スケルトン】の方はかつての英雄達の骨を盗み出していたので、猛者の技量を持っている。
 それが、5体。
 いずれも生前は武勇伝を持っていた英雄達の骨だ。
 【ネクロマンサー】の力で操られているが、当時の腕は健在だった。
 むしろ、余計な肉がそぎ落とされた事によって、スピードが増していると言えるのだ。
 【なれの果て】の怪物ゾンビ3体と【猛者】の【スケルトン】5体。
 それだけの戦力が投入されたので、【シュウト】達は撤退せざるを得なくなってきた。
 上空の【ファニー・ムーン】が消えかかっているのだ。
 【シュウト】は【ファニー・ムーン】が出ている間しか変身して居られない。
 その【ファニー・ムーン】は出ている間、【シュウト】にエネルギーを送っているので、大量に活動エネルギーを消費すると、【ファニー・ムーン】は消えてしまうのだ。
 消えてしまった場合、【シュウト】の変身は解けてしまう。
 そうなった場合、100回目の【変身】をしたので、【シュウト】は【俺】の精神から【僕】の精神に変わってしまうのだ。
 【ファイヤーバードのシュウト】は、
「ま、不味い。
 時間切れだ。
 二人とも。
 俺の身体に乗ってくれ。
 一気に飛び去る」
 と言った。

続きます。