【トラプ】は、
「そうっすね。
 俺も行きます。
 女以外は始末します」
 と言った。
 【ジャンキ】は、
「良し。
 準備が整い次第、出発しろ。
 時間が無い。
 ごまかせている内に事を為せ」
 と言った。
 【トラプ】と【デスダスト】は、
「「はっ」」
 と言って、準備にとりかかった。
 【フライデーズ】にとっては正念場。
 後が無かった。
 これで失敗すれば、もう、ごまかせない。
 そう言う状況にまで追い詰められていたのだった。


第七章 【俺】から【僕】へ


 【フライデーズ】の動きが活発になった頃、【シュウト】達3名は、町を出て、【隠れ里】に向けて大分進んでいた。
 とは言ってもまる1日が経過していたので、【シュウト】が【俺】で居られるのは長くても後、2日しかない。
 そんな状況だった。
 そして、【フライデーズ】の追っ手はすぐそこまで迫って来ていた。
 その気配を察知したのか……【マイクロッド】は、
「……どうやら、敵はそこまで迫って来ている様だ。
 包囲されかけている。
 戦闘は避けられないかも知れない。
 【シュウト】君。
 君はまだ平気なのか?」
 と聞いた。

続きます。