捕まって拷問される可能性が高い。
(やばい……
 不味い事になった)
 と【シュウト】は思った。
 隠密行動と言う訳には行かないかも知れない。
 【マイクロッド】を守るために戦闘になるかも知れないと覚悟した。
 【シュウト】は、他の人にも【マイクロッド】が行きそうな場所を尋ねて、そこに向かった。
 場所は、市役所だ。
 急いで市役所に向かった。
 市役所に着くと、何やら人がざわざわ話していた。
 【シュウト】が、
「どうしたんすか?」
 と聞くと、野次馬が、
「いや……
 一人、市役所から連れて行かれたんだよ。
 何やったんだ、あの男?」
 と言った。
 【シュウト】が、
「あの男?
 その男ってのはこんな顔して無かったっすか?」
 と聞いた。
 野次馬は、
「あぁ。
 そうそう。
 この男だよ。
 何か、黒服を着た複数の男達が連れて行ったんだよ。
 何かやばそうな感じの奴らだったから、みんなどうしたんだろうって話していたんだ」
 と言った。
 【シュウト】は、
「どっち行ったっすか?」
 と聞くと、野次馬は、
「あっちだよ。
 でも車で連れて行かれたから、追いつくのは無理……
 っておい……」
 と言った。
 最後まで聞かずに、【シュウト】は野次馬が言った方向を目指して、駆けだしたのだった。

続きます。