「君、戦えるの?」
「えぇ。
 完全なものではありませんが私も力を使えます。
 今の内に【シュウト】さんに見せておきます」
 と言った。
 そして、お腹に両手を添えて、
「とぅるるるるるる……
 来て……」
 と言った。
 すると、近くの茂みから、
 ガサガサガサ……
 と音がして、
『きゅいいい……』
 と鳴き声がした。
 【シュウト】は、
「ん?
 こいつは……」
 と言った。
 彼の言う【こいつ】は、金属で出来た小動物の事を指していた。
 何となく【ハムスター】に似ている。
 【エルセレナ】は、
「この子は、【メイ】と言います。
 他に11匹同じ様な子がいます。
 名前は、
 【ジャニュアリー(1月)】、
 【フェビュアリー(2月)】、
 【マーチ(3月)】、
 【エイプリル(4月)】、
 【メイ(5月)】、
 【ジューン(6月)】、
 【ジュライ(7月)】、
 【オーガスト(8月)】、
 【セプテンバー(9月)】、
 【オクトーバー(10月)】、
 【ノベンバー(11月)】、
 【ディセンバー(12月)】、
 ――言って、【月の名前】になっています。
 この子達は、その……
 私の……【子宮】を移植しています。
 この子達の体内で、私がイメージしたものを【創造】して保管しています。
 例えば、武器を考えたら、この子達の口から発射したりします。
 だから……私も……戦えます。
 いえ……
 闘います」
 と言った。

続きます。