【ブラックロ】は、
「うっ……
 何だ、てめぇ……
 な、何しに来やがった?」
 と言って動揺する。
 【ショートショット】は、
「嫌だなぁ……
 【デーズユニオン】の規定で、今は【フライデーズ】に貸し出ししていますけどね、彼女は、【ウェンズデーズ】の大切な幹部です。
 粗相の無いように釘を刺しに来たんですよ。
 彼女を含む三人の【覚醒者】は、【デーズユニオン】にとって貴重な人材ですからね。
 1ヶ月間、他の組織に貸し出すと言うのはわかるのですが、あんまり手荒に扱って欲しくないものでね。
 ご理解いただけていますよね?」
 と言った。
 【ブラックロ】は、
「ばっ……
 それくらいわかってるよ。
 まだ、3日目だろ?
 まだまだ、時間はあるんだ。
 それまではうちの管轄だ。
 余計な事すんなよ」
 と言った。
「えぇ。
 そうですね。
 今日は顔を見に来ただけです。
 どうしているかなぁ~と思って。
 ちょっと様子を見に……ね」
「だ、駄目だ。
 駄目だ、駄目だ、駄目だ。
 今はうちのメンバーなんだから、うち以外の幹部に会わせる訳にはいかねぇんだよ。
 さぁ、帰った帰った。
 【エルセレナ】には会わせられねぇよ」
「何故です?
 顔を見に来ただけですよ?
 それくらいかまわないでしょ?」
「かまうんだよ。
 組織の志気に関わるんだよ。
 だから帰ってくれ」

続きます。