【ダークネ】は、
「言っておくけど、さっきの私と同じと思わないでよね。
さっきのボディーは逃げ出したその子を追いかける時に付けていた就寝用のボディーなの。
寝込みを襲われた時に対処する程度の装備しか無かったしね。
でも今度のは正真正銘戦闘用。
さっきの様にはいかないのよねぇ~。
私を逃がした事、
たぁ~っぷりと後悔させてあげる。
楽には殺さないからねぇ~」
と言った。
【シュウト】は、
「そりゃ、困ったな。
【今の】俺には時間が無いし、きっちり決着付けておいた方がよさそうだな……
じゃあ、こっちも遠慮無く行くぜ」
と言った。
【ダークネ】は、
「ふ……
減らず口を……
お前達、まずは遊んでおあげなさい」
と言って、連れてきた部下達に命令を下した。
部下の数は18名。
もっと多くの部下を持っているのだが、とんぼ返りで【シュウト】達を追ってきたため、18名しか集められなかったのだ。
【シュウト】は、
「失敗したなぁ~。
さっきじゃなく、今、変身しておくんだったな……」
とつぶやいた。
【ダークネ】は、
「変身?
何を言っているのかしら、この子……」
と言った。
だが、その言葉はすぐに否定される。
【シュウト】が、
「むん……」
とつぶやき、再び【ファニー・ムーン】を呼び出した。
今度の【ファニー・ムーン】の色は、【青色】――つまりは、【水属性】だ。
【シュウト】の姿は、【シャチ】の様な姿になる。
ただし、背びれの部分には七つのアンブレラ――【傘】がついている。
【シャチ型のシュウト】は口から冷気の息を吹きかける。
すると、部下達は――
ビキビキビキ……
ビキビキビキ……
ビキビキビキ……
ビキビキビキ……
~……とたちまち凍り付いた。
1人は逃がしてしまったが、17名の部下を氷漬けにしたのだった。
続きます。