二人に促されて、【凌斗】は、
「……【美杏】。
 一回告ったが、こいつらに見せるためにもう一回告白する。
 俺はお前が好きだ。
 愛してる」
 と言った。
 【美杏】は、
「【凌斗】君……
 私も……
 私も好きです。
 愛してます……」
 と言って【凌斗】の胸にそっと頭を当てた。
 【岬】は、
「良いぞぉ~。
 良くやったお二人さん」
 と言ってはやし立てた。
 【珠紀】も、
「良い物を見せていただきました。
 感動です」
 と言った。
 【凌斗】は、
「見せもんじゃねぇっての……」
 とつぶやいた。
 【美杏】は、
「……バカっ……」
 と言った。
 こうして、【送別会】は朝まで盛り上がった。
 次の日にはみんなバラバラになる――
 そう、予感しての事だった。

続きます。