「それは無い。
因果律で決まっているのだ。
こちらが使わなければ、向こうも使わないと」
「何でだよ?」
「言ったはずだ。
【コア・イーター】の正体は【平行世界】の【地球】だと。
我々が使えば、【コア・イーター】も使うのだ。
核兵器や、レールガンなどを使えば、向こうも使う。
そう、決まっているのだ。
【ナインス・アース】はそれを使ったため、滅びた。
使わない事が最大の防御なのだ。
科学兵器を使おうと思えば使える。
【コア・イーター】にもそれなりに利くだろう。
だが、それで、【科学兵器】を使ったと言う【未来】が出来てしまう。
そうなった場合、次に来る【コア・イーター】はその【科学兵器】を使って来る。
それでは防御にならんのだ。
だが、今の防御システムならば、【コア・イーター】の使う能力は1つのみだ。
それならば、【エントロピア】で何とかなる可能性が高い。
だから、【科学兵器】は利かないと言うことにして、【エントロピア】に頼った【防衛システム】にしているのだ」
「なんだよ。
肝心な所は俺達に丸投げかよ」
「そうだ。
それがベストだからそうしている。
お前達に頼る事が最大の防御なのだ」
「俺達は命を賭けているんだぜ?」
「そうだ。
それについては、否定しない」
「なんだよ、そりゃ……
……で、【高次元人】ってのは何者なんだよ?」
続きます。