各国が手を取り合って、【力】を合わせなくてはならない時が来たとして、民間から運動が始まり、世界的なムーブメント(運動)となって――
【エントロピア関連の情報開示を。
 各国の利権を求めるべきではない。
 今こそ手に手をとって、世界平和を】
 と言うスローガンの元、各地で運動が起きていた。
 【第四脅威】の進入が引き金となって、人類が立ち上がったのだ。
 その事は【武蔵国】でパイロットをやっている4人にも影響した。
 【凌斗】は、代表として、【増村】司令に対し、
「おっさん。
 まだ、俺達の知らない事もあると思う。
 教えてくれ。
 あんた達は俺達に何を隠している?
 正直、今のあんた達は俺達のサポーター的な事しかしてねぇ。
 俺達の体調管理、
 【エントロピア】の保管、
 【コア・イーター】の確認、
 【防衛システム】の構築、
 【エントロピア】の戦闘サポート……
 他にもあるけど、何かが足りねぇ。
 これだけの大がかりの組織なのに、やっている事が俺達のサポートだけってのが納得いかねぇ。
 あんたらは、他に何をやっているんだ?
 【高次元人】ってのは何者だ?
 【エントロピア】は【高次元人】からもらったって事は聞いたけど、俺達は【高次元人】に会った事がねぇ。
 何もんなんだ、そいつは?」
 と詰め寄った。
 【美杏】、【岬】、【珠紀】も同じ考えだ。
 今の防衛システムは余りにも脆弱すぎる。
 【コア・イーター】が出たら、大気圏外まで行って迎撃する。
 それだけの防衛システムだ。
 こんなちゃちな防衛システムなどあり得ない。
 普通はもっと強固な防衛システムがあってしかるべきだ。
 子供でももっとましな防衛システムを考えるはずだ。

続きます。