第六章 リベンジマッチ


 心神喪失状態の【凌斗】を抱えながら、【珠紀】は【球状形態】の【エントロピア】がある大型格納庫に着いた。
 そして、服を脱ぎ始める。
 【珠紀】は、
「……恥ずかしい……
 なんて言ってられないですね。
 【テンス・アース】の危機ですものね……
 少し待ってくださいね」
 と言った。
 【凌斗】の方は負けて帰ってから裸にローブを纏った状態のままなので、ローブを取れば裸になる。
 【珠紀】は恥じらいを見せながらも、一枚、また一枚と着ている服を脱いでいった。
 そして、一糸まとわぬ姿となり、【珠紀】は、
「じゃあ、【凌斗】さんも脱がしますね。
 ……失礼します」
 と言って、ローブを取った。
 これで、二人とも服を纏って居ないことになる。
 【珠紀】は、
「わたくしは、【凌斗】さんを傷つけさせませんから……
 安心してくださいね……
 では、行きます……」
 と言って、【凌斗】を抱えながら、【球状形態】の【エントロピア】に同化して行った。
 【凌斗】は心神喪失状態なので、【脳核】は無理である。

続きます。