「はい。
 では、【美杏】さんに【凌斗】さん。
 よろしくお願いします」
「はい。
 こちらこそ。
 じゃあ、今度は【凌斗】君。
 ほらっ、
 早くっ」
「な、なんで……俺が……」
「女の子が言ったのに、君は言う勇気が無いのかな?」
「あ、あるわ。
 それくらい……
 その……なんだ……み、【美杏】に【珠紀】……
 よろしくな……」
「はい。
 よろしく」
「よろしくお願いしますわ」
 と言う話になった。
 その後、食事が来て、それなりに会話も弾んだのだった。
 こうして、【凌斗】は【美杏】と【珠紀】に対して、ある程度はうち解けたのだった。
 問題は残る3人。
 彼女らとはまだ、深い溝が出来たままだった。
 【不協和音】――そう、呼ぶのが適当な関係だった。

続きます。