すると、
ボコ……
ボコボコ……
ボコボコボコ……
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ……
と音を立て、【乱忌(らんき)】の身体が分解されて行った。
【凌斗】は、
「な、何だ?
何が起きたんだ?」
とつぶやいた。
【美杏】は、
「今のは、右腕の突起物の一つが光って、【敵】の身体を【分解】したの。
【敵】の構成物質が別の物に変換されて、倒せたのよ」
と言った。
「何でだ?
何でそんなのがわかるんだ?」
「多分だけど、戦うのは【相澤】君の役目だけど、私は、【エントロピア】や【敵】の攻撃の性質なんかがわかる様になっていた。
つまり、闘いに直接必要の無い部分をサポート出来る様になっているみたい。
例えば、【敵】の性質がわからなかった場合、私が分析して、【相澤】君に教える。
――みたいな感じかな?
今の【エントロピア】の力も私が、敵を倒せるものは無いかと考えて、【エントロピア】の力の1つを解放させたの。
だから、今の力が出たのよ」
「そ、そうなのか?」
続きます。