【凌斗】は、
「知るかボケ!
 俺がそんな事知るかよ。
 何で俺がくだらねぇ他人のために命をかけなけりゃならねぇんだよ?
 俺にだって人権ってのがあるだろうがよ」
 と言った。
 作戦司令は、
「お前は選ばれた。
 ならば、人類のために戦え。
 それがお前に課された運命だ」
 と言う。
「だから知るかよ。
 俺は誰にも頼らず生きて来たんだ。
 これからもずっとそうだ。
 俺は誰の助けもいらねぇ。
 当然、俺は誰の助けにもならねぇ」
「どういう事だ管理官?」
「はい。
 この少年は幼い頃に両親に捨てられ、生きて来たみたいです。
 そのため、人を信じる事が出来ない様子です。
 普段から喧嘩三昧で、素行が良いとはとても言えない様子です」
「そうなのか?」
「だったらどうなんだよ?
 俺は俺の好きな様に生きてるんだ。
 誰にも迷惑をかけてねぇ」

続きます。