【テンス・アース】としては、【男性適合者】が 【凌斗】一人であるため、【武蔵国】に【星防】の中心を持って行かざるを得ないが、【美杏】以外の【女性適合者】とのペアも組んで欲しいと言う要望をしているのだが、【凌斗】が拒否をしていると言う状態が少し続いたのだ。
次に、実際に【星防】を果たせた例について追ってみよう。
【テンス・アース】に最初に訪れた【コア・イーター】は、後に【乱忌(らんき)】と名付けられたが、当時は【第一脅威(だいいちきょうい)】と呼称されていた。
オペレーターが、
「【第一脅威】確認。
【第一脅威】確認。
現在、【テンス・アース】に向けて侵攻を開始。
570万キロメートルまで迫っています」
と告げた。
作戦司令は、
「第一種警戒態勢を取れ。
時が来た。
【清宮 美杏】と【相澤 凌斗】を呼び出せ。
出撃だ」
と命令を下す。
【高次元人】の適性検査をクリアしていた【凌斗】と【美杏】が呼び出される。
【凌斗】は、
「ざけんな。
何で俺がてめぇらのために戦わなきゃなんねぇんだよ」
と悪態をつく。
自分が適正検査をクリアしたのは何かの間違いだったと抵抗する。
作戦司令は、
「【相澤 凌斗】、15歳。
貴様に拒否権は無い。
人類のために戦え。
出なければ人類は滅びる。
それでも良いのか?」
と言った。
続きます。