60国目が誕生してもそれらの地名に習った国が誕生すると言われている。
【凌斗】と【美杏】が属しているのは【武蔵国】。
【東京国】、【江戸国】、【武蔵国】は元々、【東京】をイメージして作られた【国】であり、【三大首都国(さんだいしゅとこく)】と呼ばれていた。
だが、【武蔵国】は【東京国】や【江戸国】に比べて、国民の中で【首都】と言うイメージが一番低い国でもあった。
【テンス・アース】は【三大首都国】を中心にして、【星外脅威(せいがいきょうい)】と呼ばれる【テンス・アース】以外からの脅威に対して、【防衛活動】をしている。
【凌斗】と【美杏】はそんな【防衛活動】をしている組織に属していた。
【武蔵国防局(むさしこくぼうきょく)】改め、【武蔵星防局(むさしせいぼうきょく)】。
それが【凌斗】と【美杏】が属している組織の名前だ。
【武蔵国】政府管轄の組織だ。
元々は【武蔵国】を守っている組織だったが、脅威は外国よりもむしろ、星の外にあるとして、【国防】も兼ねるが、【星防】もやると言うことになっているのだ。
第二章 星防(せいぼう)――最初の【脅威】
では、その【星防】とはいかなる事が行われているのか?
それを巡を追って説明しよう。
【武蔵国】を含む、【テンス・アース】の人類が【それ】の脅威を感じたのは【ナインス・アース】の消失だった。
【ファースト・アース(地球)】と【セカンド・アース(火星)】は太陽系にあるため、直接的な連絡手段は無いが、【アンドロメダ銀河】の外れに位置する第二太陽系の惑星をテラフォーミングして作られた【サード・アース】から【テンス・アース】までは、【星間連絡(せいかんれんらく)】を取り合っていた。
お互いの星で困った事を他の【地球】の物資で補うなどの事もやっていた。
そうやって【サード・アース】から【テンス・アース】の文明も確立されてきた頃、【それ】は突然、現れた。
【ナインス・アース】に現れた【それ】は、人類に語りかけた。
『私に星の核を守らせろ』
と。
地球外生命体の登場だ。
だが、【ナインス・アース】の人類はそれを突っぱねた。
【ナインス・アース】の平和は【ナインス・アース】の人類が行う。
地球外生命体の力は借りないと。
まもなくして、【ナインス・アース】には、【核喰い(かくぐい)――コア・イーター】と呼ばれる【宇宙怪獣】が現れ、なすすべなく、【ナインス・アース】は、蹂躙され、星の核を喰われ、消失した。
続きます。