だが、【お美津/千愛姫】は、
「大丈夫。
 実は、私、結構強いんだ。
 【最強の戦姫】って言われててね。
 だから、絶対に勝ってくるよ」
 と言った。
 とうとう、自分が【千愛姫】だと町の人達に告白したのだ。
 町の人達の反応は、
「っぷっ……
 ははっ。
 なんだい。
 久しぶりに笑ったよ。
 そりゃ、【千愛姫】様の事だろ?
 あんたは【おみっちゃん】じゃないか?
 冗談もそこまで言うと何だか凄いね。
 じゃあ、私も【最強の八百屋】って事で良いかい?」
「ふふっ。
 そうだな。
 【おみっちゃん】に教えられたな。
 俺達には【最強の戦姫】、【千愛姫】様がついてなさるんだ。
 あの方なら、必ず何とかしてくださる。
 なんて言ったって負け知らずだからな」
 と言った。
 【お美津/千愛姫】は、
「だから、それが私だって」
 と言うが、町の人は、
「それはもう良いって。
 あんたは【おみっちゃん】。
 【下町小町】の【おみっちゃん】。
 それで良いだろ?」
「そうそう。
 君は町の人気者。
 【お美津】だよ。
 だから……死んじゃだめだよ。
 帰ってくるんだ。
 きっとね。
 【魔神教】のバカ共は【千愛姫】が何とかしてくれるからね」
 と言った。

続きます。