男は、
「【土】、
 【水】、
 【火】、
 【風】、
 【陰】、
 【陽】、
 ――の6名で構成される【六芒戦士(ろくぼうせんし)】ねぇ。
 だけど、納得いかないんだよねぇ。
 なんで、僕とあの【アルバロ】君が同列扱いなのかってねぇ。
 全然違うじゃないか。
 一緒にされたくないんだよね。
 はっきり言って」
 と答えた。
 【シャンタル】は、
「仕方ないでしょ。
 【フェデリーコ】。
 あんたと私、それに、
 【アルバロ】、
 【マトヴェイ】、
 【アブラハーム】、
 【ドリカ】、
 の6名で1セットなんだから」
 と答えた。
 これで男の名前も判明。
 男の名前は【フェデリーコ】と言うらしい。
 【フェデリーコ】は、
「六体の最強魔神を崇める【魔神教】において、6人で1チームだってのかい?
 僕が、【陽】、
 君が、【水】、
 【アルバロ】君が【風】、
 【マトヴェイ】君が【土】、
 【アブラハーム】君が【陰】、
 【ドリカ】君が【火】、
 ――だったっけ?
 ホントに僕は【陽】の眷属しか召喚しちゃ駄目なわけ?
 何かルールに縛られて嫌なんだよなぁ。
 それよりさぁ。
 【シャンタル】君。
 エッチしようよ。
 せっかく仲間になったんだからさぁ。
 ねぇ。
 しようよぉ~」
 と言った。
 【シャンタル】は、
「その台詞。
 【ドリカ】にも言ってるでしょ?
 そっちとくっつけば?」
 と言った。
 どうやら、【フェデリーコ】は女性と見るや関係を迫る男の様だ。
 【フェデリーコ】は、
「つれないなぁ……
 そんな事言っていると行き遅れるよ?」
 と言った。
「今更、普通の家庭に入ろうとは思ってないわよ。
 私達、何人も殺してるのよ。
 戻れないでしょ?
 今更……」
「孤児を集めて【呪印(じゅいん)】を施し、異国に攻め入る尖兵とさせる。
 貴族様は安全な所でゆったりと紅茶をたしなんでいる。
 不公平だよね。
 僕らにばかり、危険と隣り合わせの侵略活動をさせられてさ。
 黒幕はのうのうと家族を持って生活をしているなんてさ」

続きます。