それから、【お美津/千愛姫】は、
「かぁっつ。
かぁつ。
かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、かぁつ、~……
かぁっつっ!」
と気合いを入れた。
【憑依】としての二大最終形態の1つ、【想像物】を自身の身体に【憑依】させた。
【想像物】とは文字通り彼女が考え、想像したものの事を言う。
彼女が想像したものは怒りの化身。
名前はない。
決めていないので無い。
たった今、彼女が怒りの感情の赴くままに、想像してみせたのだ。
全身が怒りの炎で包まれている【怒りの炎の化身】。
そう表現するのが現時点では適当であると言えるだろう。
ズゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ……
ものすごい熱気が発生する。
その熱気のせいで廻りの建物にも引火したくらいだ。
【庄之助】は、
「ひゃぁ~っ。
凄いねぇ。
溶けちまいそうだよ、こりゃ。
こっちも本気でやらなきゃだめだなぁ。
じゃあ、行くぜぇ。
我、願い訴えたり。
絶対零度の悪魔、【イビルアイス】顕現せよ。
我、願い訴えたり。
絶対零度の悪魔、【イビルアイス】顕現せよ。
我、願い訴えたり。
絶対零度の悪魔、【イビルアイス】顕現せよ。
我、願い訴えたり。
絶対零度の悪魔、【イビルアイス】顕現せよ。
我、願い訴えたり。
絶対零度の悪魔、【イビルアイス】顕現せよ。
我、願い訴えたり。
絶対零度の悪魔、【イビルアイス】顕現せよ。
ひゃぁぁぁぁぁ」
と唱えた。
そして、氷の悪魔が姿を現す。
【怒りの炎の化身】対【氷の悪魔】。
凄まじい衝突だった。
ズガン。
ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、ズガン、……
何度もぶつかる音がする。
その衝撃で、近くで戦っていた【北里 礼花】達も被害にあった。
達人である【北里 礼花】はたいしたことは無かったが、【庄之助】と共に刺客として現れた17名はほぼ、全滅。
残っていた2人も【北里 礼花】により始末された。
1人は尋問するために生かしておきたかったのだが、その1人も奥歯に仕込んでた猛毒を飲み自決されてしまった。
拷問を受けるくらいならと【死】を選んだのだろう。
恐らく、【庄之助】の方が上司なのだろうが、部下を何とも思わない戦い方をする上司の下での報われない死に方だった。
続きます。