【千愛姫】は、
「ふんっ。
 他愛ない。
 この程度か?」
 と言った。
 【猛月 源流斉(おうづき げんりゅうさい)】は、
「ひ、ひるむな。
 1人で彼女を倒そうと思うな。
 5人だ。
 5人居るのだ。
 4人で疲弊させ、5人目で倒す様に心がけよ」
 と檄を飛ばす。
 だが、【次鋒】/【真中 太一郎(まなか たいちろう)】――15秒KO、
 【中堅】/【磯崎 究太(いそざき きゅうた)】――18秒KO、
 【副将】/【畑 善吉(はた ぜんきち)】――13秒KO、
 【大将】/【道場 黄麻(みちば おうま)】――21秒KO、
 とあっという間の敗退になったのであった。
 見かけ倒しも良いところだった。
 【猛月 源流斉】は、
「そ、そんな……」
 とつぶやいた。
 【千愛姫】は、
「出直してこい――とは言わぬ。
 諦めろ。
 縁が無かったのじゃ」
 と言った。
 【猛月 源流斉】は、
「そ、そんな……
 【千愛】殿ぉ~」
 と言うが、それ以上かける言葉は無かった。
 こうして、初日は終了した。
 【二日目、三日目】と休みが入り、続く、【四日目】
 (02)【豪月藩(ごうづきはん)藩主】とその【正妻】の三男、【豪月 真太郎(ごうづき またろう)】との【求婚試合】が執り行われた。
 【先鋒】/【望月 秋馬(もちづき しゅうま)】が、
「………
 私は【望月 秋馬】と申す。
 よろしくお願い申す」
 と言った。

続きます。