(03)【蛇月藩(じゃづきはん)藩主】とその【正妻】の次男、【蛇月 如来丸(じゃづき にょらいまる)】、
 (04)【戯月藩(ぎづきはん)藩主】とその【第三側妻】の長男、【戯月 遊三郎(ぎづき ゆうさぶろう)】、
 (05)【斑月藩(はんづきはん)藩主】とその【第四側妻】の次男、【斑月 美得晴(はんづき みえはる)】、
 (06)【飛月藩(ひづきはん)藩主】とその【第二側妻】の長男、【飛月 跳丸(ひづき とびまる)】、
 (07)【銘月藩(めいづきはん)藩主】とその【第二側妻】の三男、【銘月 月乃介(めいづき つきのすけ)】、
 (08)【嵐月藩(らんづきはん)家老】とその【正妻】の長男、【桃田 牛太郎(ももた ぎゅうたろう)】、
 (09)【斜月藩(しゃづきはん)藩主】とその【第一側妻】の次男、【斜月 礼史朗(れいしろう)】、
 (10)【理月藩(りづきはん)家老】とその【愛妾】の長男、【北田 真右衛門(きただ しんえもん)】、
 となっている。
 見ると【藩主】だけでなく、【家老】も【嫁】にと【求婚】の申し出を行っている。
 【美波】としても、【金】と【家臣】となる者さえ用意して貰えるのであれば、【藩主】の子供である必要は無い。
 今回は【武家】からだけだが、【金】を持っているのであれば、【豪商】だろうが、【浪人】だろうがかまわないのである。
 それで【闘月藩】が潤うのであるから。
 今回【闘月藩】に納められた【千両箱】は48箱。
 最後の【理月藩家老】の息子だけは3箱なので、代表者は3名だが、他の9名の代表者は5人ずつと言う事になる。
 つまり、5×9+3名で、合計48名の代表者と【千愛姫】は来週から一ヶ月をかけて戦う事になるのだった。
 【千愛姫】は、
「またか……
 ……懲りぬな、この男は……」
 とつぶやいた。
 今回選ばれた10名の中に毎回挑戦する者がいたのだ。
 (09)【斜月藩(しゃづきはん)藩主】とその【第一側妻】の次男、【斜月 礼史朗(れいしろう)】だ。
 彼は4度目の挑戦となる。
 金と代表者さえ用意出来れば【求婚者】は何度でも挑戦出来る。
 そうやって、【斜月 礼史朗(れいしろう)】は腕に自信のある者を集めては挑戦しに来ていたのだった。
 【斜月藩】は【金山】をかかえており、豊富な資金がある。

続きます。