僕は【階段曼荼羅(かいだんまんだら)】第五段(だいごだん)風嵐鬼(ふうらんき)だ、
 僕は【階段曼荼羅(かいだんまんだら)】第五段(だいごだん)風嵐鬼(ふうらんき)だ、
 僕は【階段曼荼羅(かいだんまんだら)】第五段(だいごだん)風嵐鬼(ふうらんき)だ、
 僕は【階段曼荼羅(かいだんまんだら)】第五段(だいごだん)風嵐鬼(ふうらんき)だ、
 僕は【階段曼荼羅(かいだんまんだら)】第五段(だいごだん)風嵐鬼(ふうらんき)だ、
 僕は【階段曼荼羅(かいだんまんだら)】第五段(だいごだん)風嵐鬼(ふうらんき)だ、
 僕は【階段曼荼羅(かいだんまんだら)】第五段(だいごだん)風嵐鬼(ふうらんき)だ、
 僕は【階段曼荼羅(かいだんまんだら)】第五段(だいごだん)風嵐鬼(ふうらんき)だ、
 僕は、~……」
 と唱えた。
 何と10回以上も唱えている。
 信じ込ませるのに必死だった。
 どうやら、新兵の様で、【副将戦】を任されて躍起になっているようだ。
 方やベテランの【木村 直弼】、方や新人の【千田 万次郎】。
 勝負は火を見るよりも明らか――だと思われたが、番狂わせが起きた。
 【審判】は、
「そこまで。
 勝者、【鏡月側】/【千田 万次郎】。
 よって、1対3により、【鏡月側】が勝利とする」
 と宣言した。
 【木村 直弼】は、
「む、無念……」
 と苦悶の表情を浮かべている。
 【千田 万次郎】は、
「やった。
 やったぁ。
 勝った、
 勝ったんだぁ~」
 と喜んだ。

続きます。