例えば、仮の数字で表すと、
 【A】と言う武将が【1000】の【パワー】を持つ【鬼】を召喚したとする。
 そして、【B】と言う武将が【500】の【パワー】を持つ【龍】を召喚したと仮定する。
 単純に力比べをすれば、【1000】の【パワー】を持つ【鬼】の方が【500】の【パワー】しか出せない【龍】より強いと言うことになる。
 だが、【A】と言う武将は、召喚したものの【20パーセント】しか【力】を引き出せないとする。
 【B】と言う武将は、召喚したものの【80パーセント】まで【力】を引き出せるとすると、状況は変わってくる。
 【A】と言う武将が呼び出した【鬼】は【1000】の【パワー】があるが、引き出せるのは【20パーセント】までなので、実際に引き出せる【力】は、【200】しかない。
 対して、【B】と言う武将が呼び出した【龍】は【500】の【パワー】だが、引き出せるのは【80パーセント】までなので、実際に引き出せる【力】は【400】となる。
 つまり、【B】と言う武将の方が強い状態で、召喚させることが出来ると言うことになる。
 これは、【召喚】だけではない。
 当然、【憑依】にも同じ事が言えるのだ。
 そう言う意味では【憑依】させた【存在】、【召喚】した【存在】の【力】プラス、【武将】の引き出せる【力】で勝負は決まる。
 【平田 泰善】が呼び出したものは【波紋曼荼羅】の【第五郭】の【鬼】で属性は【炎】、
 【長富 裕哉】が憑依させたものは【階段曼荼羅】の【第五段】の【龍】で属性は【氷】、
 条件としては五分と五分と言えた。
 【平田 泰善】が、
「【炎刀鬼】。
 炎の舞だ」
 と言った。
 すると【召喚】された【炎刀鬼】は、身体を回転させ、身体に【炎】を纏う。
 対して、【長富 裕哉】は、
「氷演舞」
 と言って、空中に氷の塊をいくつも作り出す。
 熱気と冷気がぶつかる。

続きます。