もう1つは別の何かと別の何かを【融合】させて操ると言うパターンだ。
【憑依】、【召喚】では無いので【霊】では無い。
【肉体】、【物体】を持った何かとの【融合】となる。
そのため、【融合】出来るものは下から、
(01)蘇生者(そせいしゃ)、
(02)蘇生動物(そせいどうぶつ)、
(03)物の怪(もののけ)、
(04)龍鬼(りゅうき)、
(05)神仏(しんぶつ)、
となっている。
要は生きているか死んで肉体が無いかの違いであると言えるだろう。
ただし、(01)蘇生者(そせいしゃ)、(02)蘇生動物(そせいどうぶつ)については肉体が死んでいるので、ゴーレムの様な器を用意してそれに魂を呼び出してくっつけると言うやり方を取っている。
それとの【融合】と言う事になっているのだ。
これも【千愛姫】は、
(06)創作物(そうさくぶつ)、
(07)神妙物(しんみょうぶつ)、
と言う他には無い技術を持っている。
【憑依】、【召喚】の(06)想像物、(07)神秘物はイメージの様なもの。
【融合】の(06)創作物、(07)神妙物はイメージを元に作り出したもの。
――と言う違いがある。
以上の説明をした所で、【婚礼決戦】の話に移ろう。
【婚礼決戦】は基本的に【婿側の藩】でも【嫁側の藩】でも無く、中立を保つ第三国で執り行われる。
それは、【藩】による不正を無くすためでもある。
とは言ってもそれなりの裏工作はあるのだが、それは相手の【藩】が知られなければ不問とされている。
今回、【婚礼決戦】の場として提供したのは、(14)【祝月藩(しゅくづきはん)】だった。
名前に【祝】がつく【藩】らしく、祝い事には真っ先に手を上げる【藩】として有名だった。
【闘月藩】、【鏡月藩】ともに、それなりのつきあいのある【藩】なので、申し分なしとして、決まっていた。
【闘月藩】と【鏡月藩】からは、それぞれ、100名までの【来藩(らいはん)】が許可されている。
それ以上の人数で【祝月藩】に訪れると言う事は【戦】になっても仕方なしとされているため、【闘月藩】もきっちりと100名以内で、【来藩】する事になっている。
100名の中には、当然、【婚礼決戦】の当事者である、
【闘月 幸士郎】、
代表者5名、
も含まれている。
続きます。