つまり、この場合、【豪月藩】が勝てば【闘月藩】が、
 【蛇月藩】が勝てば【猛月藩】が間接的に勝つと言うことになる。
 この様に【藩】同士のつながりや、【藩】とは関係の無い者を雇って【藩】に損害が出ない様にして戦うためなど、【代戦】は様々なパターンが考えられると言うことになる。
 何にしても【藩】としては、出来るだけ損害を出さずに【戦】に【勝利】する事が目的となる。
 そうやって【藩】を大きくして、最終的には、【寺藩具国】を統一するのが【藩】の最終目標となっているのだった。
 次に【藩】の組織についてだ。
 これは【各藩】ごとに異なるので、1つだけ例に挙げることとする。
 【千愛姫】の居る【闘月家】で考えて見る。
 【闘月家】は
 【本家】、
 【分家】、
 【臣家(しんけ)】、
 【他家(たけ)】、
 の【四種家(ししゅけ)】で構成されている。
 【本家】とは【闘月家】の当主の家系の事を指す。
 【分家】とは【本家】の親族の家系の事を指す。
 【臣家】とは【闘月家】の家臣の家系の事を指す。
 【他家】とは【闘月藩】以外の所から移り住んできた【外様家臣(とざまかしん)】の事を指す。
 ――となっている。
 【名君】と名高い、元当主は分け隔て無く扱うため、【闘月家】ではあまり、無いことだが、他の【藩】では、
 1番が【本家】、
 2番目が【分家】、
 3番目が【臣家】、
 1番下が【他家】と明確なカースト制度が確立されている所が多いとされている。
 【闘月家】当主、【闘月 天運(とうづき てんうん)】は、その様な差別を良しとせず、例え【他家】であろうと、有能な者にはそれなりの役職を与えていた。
 【分家】や【臣家】、【他家】の事を紹介するときりがないので、割愛するが、【本家】の家族構成は以下の様になっている。
 (01)【当主】/【闘月 天運(とうづき てんうん)】、
 (02)【当主の正妻】/【闘月 美波(とうづき みなみ)】、
 (03)【当主の第一側妻】/【闘月 庸子(とうづき ようこ)】、
 (04)【当主の第二側妻】/【闘月 真衣(とうづき まい)】、
 (05)【当主の第三側妻】/【闘月 小百合(とうづき さゆり)】、
 (06)【当主と正妻の嫡子】/【闘月 清士郎(とうづき せいしろう)】、
 (07)【当主と正妻の長女】/【闘月 千尋(とうづき ちひろ)】、
 (08)【当主と正妻の次女】/【闘月 千愛(とうづき ちあい)】、
 (09)【当主と正妻の三女】/【闘月 千景(とうづき ちかげ)】、

続きます。