【夏樹】さんは、
「なるほど。
 そうなるか。
 んじゃさぁ。
 あたいと同じ【ウルフ系】にしてみねぇか?
 それならあたいのテクニックを真似りゃ、上達すっからよぉ」
 と言います。
「え?
 う、【ウルフ系】ですか?
 それはちょっと……」
「なんだ、お前?
 【ウルフ】じゃ嫌だってのか?」
「……嫌っていうか……」
「ちょっと、【夏樹】さん。
 彼女を脅さないでくださいますか?
 わたくしのライバルなら【フォックス系】になさいませ。
 わたくしと同じ条件で勝負しましょう」
「あ、お前こそ、【フォックス系】なんか勧めてんじゃねぇよ。
 どちらかと言ったら【ウルフ系】だろ、やっぱ」