こうして、また、休み時間、探りを入れていった。
 【千逢希】は【敵】だと思っている生徒が近づいて来たのをみて警戒する。
 だが、思っていた事と違っていた。
 【千逢希】が【敵】だと思っている人間が近づいた時に【敵】の【アビリティー】が発動したのは間違い無かった。
 だが、今日発動したのは【爆発】では無かった。
 【圧縮】だった。
 【木の枝】が【爆発物】となって【爆発】が起こると思って避けようとすると、急激な引力を感じ、【千逢希】の身体は【木の枝】に吸い寄せられる。
 【木の枝】の廻りの空間が【圧縮】され、【千逢希】が巻き込まれたのだ。

続きます。