「うん。
 そうだったね」
「でも、【仁藤】さんって、能力1つしか使えなかったじゃない?」
「多分、そうだね」
「それって、君と条件違うんじゃない?
 君は3つ使えるじゃない。
 だけど彼女は1つ」
「あ……それか。
 それは多分、彼女が言っていた【あの方】って言う誰かから、譲渡されていたからだと思うよ。
 だから、僕というよりは【千逢希】ちゃんと同じ立場だったと思うよ」