「わ、私はそんなつもりでやった訳じゃ……
 それに……」
「信じられんか?
 それとも意味がわからんか?
 これならばどうじゃ?
 お前さんに2つの球体を渡し、どちらかを食せと命じる。
 どちらも食さねば、運命はかわらん。
 じゃが、どちらかを食した時、運命が決定づけられる。
 片方がチョコレートボール。
 もう片方が泥団子じゃ。
 もちろんチョコレートボールは美味しくいただける。
 泥団子は吐き捨てるじゃろ?
 簡単に表現すれば、こういう事じゃ。
 良い選択をしていけば美味しい思いが出来るという寸法じゃ。
 これならば理解出来よう?
 後は信じるか否かじゃな。
 では特別に【奇跡】を1つ見せてしんぜよう。
 ほれっ」
 と言うと、【猫神様】の手の振りに合わせて、【蕾】だった【花】が咲いた。