「私達はあなた方に何かしたんですか?」
「虫ずが走るのよ。
 あんた達の生き方見てるとね」
「どういう意味ですか?
 あなたは私達の事を知って居るんですか?」
「知っているかですって?
 はっ――
 そうね。
 知ってるわ。
 でもあんた達は私のことは知らない。
 顔を変えたからね。
 名前も。
 だけど、あんた達の事を気に入らないのは事実。
 あんた達のせいで私は落ちぶれた。
 それは間違いない。
 だから、あんた達を憎んでいる。
 出来たらこの手で殺してやりたいくらい」