無力化していた。
 【サポートヒーロー】の出番さえ無かった。
 電光石火。
 まさに、あっという間の出来事だった。
 その瞬間、状況を見守っていた刑事達と他の客達から歓声が上がった。
 【ニューヒーロー】の誕生の瞬間だった。
 子供が、
「ねぇ~、ねぇ~、お母さん。
 あれ、【ジャスティース】だよね。
 そうだよね?」
 と母親に聞いた。