それでも、
「俺を認めろ。
 俺を敬え」
 と思っている【倫弥】には他に手は無かった。
 このままだと、自分は忘れられて行くだけだ。
 今まで、人々の心に残る様な活躍はしてこなかった。
 ただ、敵を倒して、ヒーローとしての得点を稼いでいただけだった。
 結果として、人気では逆立ちしても【勇介】には勝てなかった。
 成績では勝っても、人気では絶対に勝てない。
 【倫弥】はそれが我慢出来なかった。