第三章 願っても無かった話
【勇介】が全身不随になってから早くも1ヶ月が経とうとしていた。
その頃には落ち込んでいた【勇介】も落ち着きを取り戻し、なってしまったものは仕方ないとして、【障害者】としての人生を歩んでいこうと考える様になっていた。
彼には、応援してくれた【ファン】からの多くの励ましの手紙が届いていた。
身体が動かない【勇介】の代わりに【愛珂】がそれを1つ1つ読み上げてくれた。
「【勇介】お兄ちゃん。
元気ですか?
怪物から救ってもらった【佐藤 勇介(さとう ゆうすけ)】です。
僕の名前は【勇介】お兄ちゃんからもらいました。
パパがお兄ちゃんのファンで、付けてもらったんです。