だが、【柚李】は、
「それでも、やるしかないわ。
 除霊して行かなければ被害者は増えるばかり。
 うちの学校で始まった怪談が全国区になってしまった。
 これは由々しき事態よ。
 私は【富永家】当主として、この【百遺体物語】を駆逐する。
 今は、出来なくても、一掃する方法はあるはず。
 私は1人でもやり遂げるわ。
 みんなに負担は……」
 【かけない】と言う前に、【綾子】は、
「やらないなんて言ってないでござろう?
 拙者達もやるでござるよ。
 ねぇ、みんな」
 と言った。
 メンバーは、
「もちろん」
「やるわよ」
「右に同じ」
「私も」
 ~……などと同意した。
 反対する者は誰も居ない。
 【塁】でさえも、
「必ずお役に立ちます」
 と言っていた。