「僕は僕の好きな相手と付き合いたい。
 今はまだ友情だけど、君となら愛情もあり得るとさえ思っているよ。
 だけど、今は親友でいたい。
 そう、思っている。
 君は違うのかい?
 正直な気持ちを教えて欲しい。
 僕は君が好きだ。
 君は僕が嫌いなのかい?」
「す、好きに決まっている。
 それどころか・・・」
 【天命】は戸惑っていた。
 自分に頼り切りだったあの臆病な少年が、実は、自分が憧れて病まない雲の上の存在だった事。
 それに全く気付かなかった自分の不甲斐なさ、馬鹿さ加減。
 それでも受け入れてくれようとしている彼女の優しさに。

 以上が、プロトタイプエピソードとなる。
 鈍い主人公が自分を頼りにしていたと思っていた弟分の正体が今をときめくスーパースターだった事を知り、変わらぬ友情を言ってくれる嬉しさや恥ずかしさなどの入り交じった複雑な感情を描いていると言うエピソードになる。