純粋な【塁】しか表に出ない状態になってしまい、上手く【遺体】を操れなかったのだ。
そのため、【遺体】が暴走し、出鱈目(でたらめ)な行動を取る様になったのだ。
この光景を気絶した【塁】の中で見ていたのが【101体目の遺体】だった。
【101体目の遺体】は
『駄目だな、この女。
邪念が少しは見所があると思っていたが、使えない。
失敗ばかりしている。
このままでは封印されてしまう。
仕切り直しが必要だ……
この女は切り捨てよう』
と【塁】の口を通してしゃべったかと思ったら、彼女の身体を操り、ものすごい勢いで、【旧校舎】の屋上に向かって走って行った。