そして、ターゲットに決めた【充】に向かって【呪いの連鎖】を行ったのだ。
 この呪いはこうだ。
 【橋元】という男が苦しむ人間の枕元に立ち、次の人間に、
「苦しみを明け渡せ」
 と告げる。
 苦しむ人間は苦しみに耐えられず、やむを得ず、次の人間に苦しみを譲渡する。
 苦しんでいた人間は苦しみから解放されるが、その苦しみを友達に移したとして自己嫌悪に陥る。

続く。