【人】を伝わって行く【猛毒】。
 なんて恐ろしい【物語】なのだろうか。
 その【呪い】を振りまく【遺体】を【塁】は解放した。
「ふふふ。
 楽しみねぇ。
 今度はどうするのかしら……
 今度こそ……」
 と冷たい微笑を浮かべたのだった。
 その【塁】の背中には天使の様な翼――いや、違う。
 翼は黒く染まっている。
 【天使】と言うよりは【堕天使】の方がイメージとして近いだろう。
 漆黒の【翼】が生えていた。