その言葉に応じるかの様に、4メートルの【魔法陣】が書かれた床からずぶずぶと腐食したかの様な状態になり、そこから、何かが浮上した。
 それは何か?
 それは【遺体】だ。
 【塁】は次なる【遺体】を用意したのだった。
 【百遺体物語】の100の【遺体】にはそれぞれ、【物語】がついている。
 【柚李】が退治した【№6】の【数年前の遺体】にも【物語】がついていた。
 では、この【猛毒渡りの遺体】の【物語】はどんなものなのか?
 【猛毒渡りの遺体】――
 ある時、酷く世の中を妬む男が居た。